主のいつくしみ

 誰にでも、不安や迷いの中で「神様が共にいて下さる」と気付き、力づけられた経験があると思います。この<気付き>を運んでくれる聖霊と、その源である神様の愛をテーマに据えて「主のいつくしみ」という題にしました。また、『聖三位 一体のイコン』を参考に、人類を救うための神様の大きな御計画が聖霊によって私たちに直接つながるということ、そして、それによって私たちの信仰・希望が強められることを歌詞にしたいと思いました。

 旧約・新約の時代を通じて、今も届けられる「必ずあなたを守りますよ」という神様の声。ともすると心の隅に追いやられてしまいますが、野の花を揺らす風のように、聖霊が私たちの心をそっと動かし、この約束を思い出させて下さるのだと思います。〈1番〉

 また、自分のことしか考えられず、不安や怒りの中に取り残された時、ふと、十字架を照らし続けている一筋の光が見えるときもあるでしょう。聖霊が私たちの心を解きほぐし、十字架から語りかけられる言葉に対して開いて下さるのだと思います。〈2番〉

 ただ、神様の愛に触れても、私たちは再び迷い、立ち止まってしまいます。その度に聖霊は「雛たちを翼で庇う親鳥」のように私たちを守り、「この道の先で、復活されたキリストが待っておられます。」と励まして下さいます。いつも共にいて下さる神様の愛を頼りに歩いていきたいという希望をもって、この歌を締めくくりたいと思いました。〈3番〉

外山 麻実

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