栄光の讃歌(1)―歌詞と聖書―

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 では、最後のブロックに行きましょう。

    主のみ聖なり、主のみ王なり、主のみいと高し、イエズス・キリストよ、
    聖霊とともに、父なる神の栄光のうちに。アーメン


  ここも読み替えが必要です。ラテン語を直訳したのでは意味が通じないので「主」という言葉が補われていますが、これが逆に意味をややこしくしています。「主」は「イエズス・キリスト」です。「聖霊とともに父なる神の栄光の内に」いらっしゃるのもキリストです。つまり、「イエズス・キリストよ」という呼びかけによって、前半と後半が繋がっているのです。読み替えればこうなります。

 唯一聖なる方であり、唯一の王であり、唯一いと高い方である主イエズス・キリストよ、(あなたは)聖霊とともに父なる神の栄光のうちに(いらっしゃいます)。アーメン。

  このブロックは、キリストを中心においた栄唱と言う事ができるでしょう。

【外山 愛】