平和の讃歌

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 平和の賛歌は、2回の「あわれみたまえ」に続き(一応ルールでは「あわれみたまえ」は何度繰り返しても良い事になっています)、最後に「平安をあたえたまえ」と結ばれます。この「平安をあたえたまえ」の願いに、私はイザヤ書53章5節の後半を思い出します。短いので引用します
 彼の受けた懲らしめによって、わたしたちに平和が与えられ  彼の受けた傷によって、わたしたちは癒された。
  この事実は、私たちの信仰の根幹ではないでしょうか。キリストは懲らしめを受ける必要などなかったのに、懲らしめを受けました。傷つけられる必要などなかったのに、傷つけられました。それらは全てわたしたちに平和と癒しを与えるためだったのです。平和の挨拶が終わり、聖体拝領をする前にもう一度この事実を思い起こしたいものです。
【外山 愛】