聖歌隊は、ミサの中で「奉仕者」として特別 の役目を持っています(歌の種類に応じて正しく歌うように務め、歌による信者の行動的参加を助ける任務をもっている-典礼音楽に関する指針19-)。相応しい奉仕をするために規則正しく練習するのは楽な事ではありませんが、練習を重ねてミサに臨み、その典礼が美しく実ったとき、喜びもまたとても大きなものです。

 聖歌隊は、共に奉仕をしてくれる仲間を募集しています。音楽の経験は必要ありません(メンバーの中にも聖歌隊で初めて合唱をした、という方はたくさんおられます)。わたしは幼少から音楽の英才教育を受けて来たタイプの人間ではないので、「楽譜が読めない」「音が分からない」という人の気持ちはよく分かるつもりです。 わたしは「楽譜が読めなければ、耳で覚えればいい」「音が分からないなら、上手な人に手伝ってもらえばいい」と思っていますし、そういう人の事を「足手まとい」だと考える人間は聖歌隊の中にいません。練習は、うまく行ったら自画自賛・失敗したら大笑い、と、非常に和気あいあいとしています(もちろん真面 目にやるときはみんな真剣です)。

 祇園教会聖歌隊は基本的に「混声四部」という編成を取っています。「女声高音(ソプラノ)」「女声低音(アルト)」「男声高音(テノール)」「男声低音(バス)」という4つのパートでハーモニーを作ります。不必要な声などないのです。神様から与えられたそれぞれの声の特性を生かして美しいハーモニーを作り、神様を賛美するためにそれを用いる。言葉にするとかなりキザに聞こえますが、とても美しい行為だと思います。

 興味をお持ちの方は、是非練習に遊びに来て下さい。聖歌隊は奉仕者という自発的な行為ですから、来て頂いてもこちらから特別 に勧誘は致しません(歓迎していないわけではないのです)。練習の最初から最後まで付き合う必要もありませんので、途中で入って途中で出て頂いても構いません。色々な人に気軽に練習に遊びに来て頂き、その中から少しでも新しい仲間ができれば、とても喜ばしいことです。お待ちしています。

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